何故銀行は即日融資できない?

総量規制の範囲を超える融資を行うことができる為

銀行のカードローンは以前なら即日融資をすることが可能だったのですが、2018年からは銀行のカードローンは即日融資ができなくなってしまいました。なぜ銀行のカードローンが即日融資できなくなってしまったかというと、総量規制の範囲を超える融資を行ったことにより、自己破産をする人が増えてしまったからです。貸金業者である消費者金融は貸金業法で定められている総量規制の対象なので、年収の3分の1以上の融資を行うことができません。しかし銀行法が適用されている銀行カードローンは、総量規制の対象外の為、利用者の返済能力以上の貸付も行うことができます。これを問題だと感じた金融庁が銀行を指導することによって、即日融資ができなくなりました。

暴力団関係者への融資を防ぐ為

銀行カードローンが即日融資できない理由は、総量規制の範囲を超える融資の問題以外にも、暴力団関係者への融資を防ぐ為という目的があります。2013年に某メガバンクの傘下が反社会勢力に融資を行っていたことが判明しました。それを重くみた金融庁が銀行に対して申込者の情報を警視庁のデータベースに照会するように義務付けたのです。警視庁のデータベースを照会しなければならなくなったので、即日融資は事実上無理になり、融資審査に数日かかるようになりました。大手の銀行カードローンでは、無人契約機を利用して申し込むことも可能ですが、現在は無人契約機で申し込んでも即日融資はできません。申し込み日当日にローンカードを発行できる銀行もありますが、実際に融資を受けられるのは翌営業日以降です。